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循環型伝統農法で「見沼田んぼ」の里地里山再生保全
水のフォルム市民田んぼ
活動場所(@〜H/水のフォルム市民田んぼ I/県公有地 背後の「ヤマ」と併せて循環型管理)
 活動予定表  活動日誌  生き物たち <2012> <2015> <2020(調査) (解説)> <2022(調査) (観察会)>

<参加方法>
@さいたま市報3月号で募集する「米作り市民農園」に応募して、「水のフォルム市民田んぼ」メンバーになる。
みんなで作る無施肥無農薬米は均等配分(1区画70〜80s) 参加費35,000円/年/1区画 さいたま市「後援」

A埼玉県ウェブサイトで案内する「循環型伝統農法で『見沼田んぼ』の里地里山再生保全」に応募。
県公有地をメインに「水のフォルム市民田んぼ」で実施 参加費無料 月末作業後<生き物観察>


お問合せ&@Aお申込み

参考:「荒川放水路通水100年」記念に際し、中流部の貢献を寄稿しました。


2023年6月4日、水のフォルム市民田んぼ内の県公有地で手植え。
背景の里山(中のヤマ)は、雑木にカシノナガキクイムシが入り込み、倒木の危険から皆伐。
跡地にクヌギ、コナラを植林しました。10年、20年後を見据えて保育します。



水のフォルム市民田んぼについて
里地・里山一体管理の意味
里山とは「農用林野」のこと。農に用いるヤマですから、山の上でも農に用いるヤマなら里山です。地下資
源依存の近代農業以前の日本の農業は、裏山に10年、20年サイクルで間伐する雑木を育て、落葉落枝は作土
にすき込んでリン肥料に、燃やして灰はカリ肥料に、生活で必要な燃料の薪や炭にもしました。土地の資源
が循環していたので、富栄養化やごみ問題を起こしませんでした。私たちは市民活動。市民活動だからこそ、
里地(田)・里山(ヤマ)一体管理で縄文以来の循環型稲栽培を継承し、土地の自然・住環境保全に貢献します。

市民田んぼ開設の経緯から
見沼田んぼは農業振興地域です。非農家は勝手に農地に入れません。そこで水のフォルムでは、用水路のご
み拾いや田の草取り・草刈りで農家支援を7年続けました。その活動が認められ平成20年4月10日、さいた
ま市農業委員会より特定農地貸付法に基づく市民農園開設を承認されました。見沼に入って今年で24年目、
幸いこれまで参加された方々の理解と協力で農家とも、地域共同体とも良い関係を築くことができました。
  

お礼
当活動は、水のフォルム市民田んぼに参加し、手間ひまのかかる伝統農法を実践してくださっている方々、
集落の一員として受け入れてくださっている見山地区農家や近隣の方々、素人では手に負えない大木の伐採
に県内各地から応援に来てくださるNPO法人森林サポータクラブなど、多くの方々に支えられています。
また(財)日本グラウンドワーク協会、(財)サイサン環境保全基金、(社)農村環境整備センター「田んぼの学
校」、(財)日本環境協会「東京ガス環境おうえん基金」、埼玉県の「森林ボランティア育成事業」「彩の国
みどりの基金」「農との共生田園都市豊かなくらし満喫事業」、農水省の「農地・水・環境保全向上対策事
業」「食と地域の交流促進対策事業」等さまざまな形でご助成いただきました。ありがとうございました。




見沼田んぼでは、ほかにもいろいろな団体がいろいろな活動をしています。
「見沼たんぼ・ さいたま市&市民ネットワーク」案内
「私の好きな見沼田んぼ」写真コンクール作品集